マイクロソフト(Microsoft)は4月5日、会社らが従業員のコンピューターを最新の状態に保つための機能を2022年下半期に市場投入する、と発表した。
CNBCによると、ウィンドウズ・オートパッチ(Windows Autopatch)と呼ばれる同機能は、会社や団体、組織らがマイクロソフト365に加入することで導入できるウィンドウズ・エンタープライズE3およびE5に標準搭載される予定だ。
マイクロソフトは、サティア・ナデラCEOのもと、デスクトップ・ソフトウェアからクラウド電算への移行を顧客会社らに奨励しているが、クラウド・ソフトウェアの利用激増によってソフトウェア更新にともなう問題が大きくなった。
多くの職場では、事務所従業員らが仕事をしていないときにIT担当者らが当該従業員のコンピューターでソフトウェアを更新するという面倒な状態に直面している。従業員らの通常業務に支障をきたさないよう調整する必要があるためだ。
マイクロソフトは、ウィンドウズ・オートパッチによって、ウィンドウズ利用会社のIT部署の負担軽減を図りながら従業員らのウィンドウズ利用体験の簡便化を向上させる考えだ。
ウィンドウズ・オートパッチは、従業員のコンピューターに実装されているウィンドウズを最新版に常時維持するだけでなく、アプリケーションのオフィスやブラウザーのエッジも自動更新する。マイクロソフト365のサブスクリプション料金を払う顧客会社らは、ウィンドウズ・オートパッチを7月から利用できる。
(Gaean International Strategies, llc社提供)
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