新型コロナウイルス・パンデミックによる遠隔労働の浸透を受けて、書類の決済に必要となる署名を電子化するソフトウェアやサービスが一般化したが、アイフォーンやアイパッドでも書類のスキャンと署名には十分に対応できる。
CNBCによると、iOSアプリケーションのアップル・ノーツ(Apple Notes)には、スキャン機能あり、写真ではなく実際にスキャンされた書類のような外観を可能にし、編集や電子署名、複数ページを単一PDFファイルに統合する機能もある。
スキャン方法
1)ノーツ・アプリケーションを立ち上げて紙とペンのアイコンをクリックし、新規ノートをつくる。
2)カメラ・アイコンをタップして「スキャン・ドキュメンツ」をクリックする。
3)当該書類をアイフォーンまたはアイパッドのカメラ・レンズの下に置くと、橙色にハイライトされた箱が表示され、自動スキャンされる。あるいは、シャッターを押してもスキャン可能だ。
4)書類がきれいにスキャンされない場合には、スキャニング箱の各角をクリックとドラッグによって、書類だけがスキャンされるよう調整できる。
5)複数のPDFをスキャンするには、次々にスキャンすることで単一ファイルが自動的につくられる。
6)「保存」をクリックすればスキャンが完了する。
編集方法
1)名称変更するには、ファイル名をタップする。
2)ページを追加するには、保存後に表示されるオプションからプラス・アイコンをクリックする。
3)書類の大きさを調整するには、正方形のクロップ・アイコンを選ぶと虫めがねが表示され、それを使って調整できる。
4)書類の傾きを修正するには、ローテンション・アイコンを選ぶ。
5)書類を送信するには、エクスポート・アプリケーションをクリックする。その際、プリントやマーク・アップ、複写、共有の選択肢も表示される。
6)PDFに署名するには、エクスポート・アプリケーションをクリックしたあとにマーク・アップ・アプリケーションをタップし、「署名」をクリックする。あらかじめ保存された署名を使えるほか、新しい署名をつくることもできる。署名の大きさは自由に調整でき、どこに署名するかも自由に決められる。
(Gaean International Strategies, llc社提供)
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