イノシシ肉からセシウム チェルノブイリの影響今も

 【共同】オーストリア健康・食品安全庁は21日、2011年11月-12年3月に野生のイノシシの肉に含まれる放射性セシウムを検査したところ、最大で1キログラム当たり408ベクレルを検出したと発表した。

 オーストリアの中では旧ソ連のチェルノブイリ原発事故による汚染が比較的少ないとされる東部で主に捕獲された227頭が調査のため提供された。いずれもオーストリア政府が定める基準値の1キログラム当たり600ベクレルを下回ったものの、事故後25年以上たっても周辺諸国に広がった放射性物質の影響が残っていることを示した。

 最大値が検出されたのは、ニーダーエスタライヒ州で捕獲された雌のイノシシの肉だった。

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