イランのテロ支援拡大 米報告書、件数は減少続く

 【共同】米国務省は30日、2012年の世界各地でのテロ活動に関する年次報告書を公表し、イランが革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」などを通じて、テロ支援活動を再び活発化させたと批判した。同年の世界全体の件数は6771件で減少傾向が続いた。

 国際テロ組織アルカイダ中枢の影響力は、国際的な対テロ協力で「大幅に低下」したが、関連組織が独自の活動を活発化させていると指摘。内戦状態のシリアでは反体制派の一部として「長期的な影響力維持」を模索しているとして警戒感を示した。

 イランについては、インドやタイ、ケニアなどで起きたテロに関わった可能性に言及した上で、イラクで、イランが国教とするイスラム教シーア派の武装勢力を支援していると強調。シリアでも一般市民に「容赦ない弾圧」を続けるアサド政権に武器や資金などを提供していると非難した。

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