200億ドルの水害対策構想 NY市長

 【共同】ニューヨークのブルームバーグ市長は11日、ハリケーンによる水害などから市民を守るため、可動式堤防の導入や人工砂丘建設など総額200億ドル(約1兆9000億円)の対策構想を発表した。

 昨年秋のハリケーン「サンディ」で生じた甚大な浸水被害を受け、ブルームバーグ氏が立ち上げた特別チームがまとめた。気候変動の影響で、サンディで生じた規模を超える高潮に襲われる可能性も指摘されている。

 構想は、ビルの浸水対策に12億ドルを盛り込むなど、堤防を乗り越えて浸水するケースも想定している。長期的な計画で、ブルームバーグ氏は市議会などと協議しながら実現を模索する。

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