古屋氏、モンゴルへ出発 拉致問題で協力要請

 【共同】古屋圭司拉致問題担当相は8日夜、成田空港発の民間機でモンゴルの首都ウランバートルに到着した。6月に再選を果たしたエルベグドルジ大統領やアルタンホヤグ首相と9日に会談することで調整。安倍晋三首相の親書を手渡し、北朝鮮による拉致問題での協力を要請する。

 古屋氏はウランバートルの空港で取材に対し「安倍内閣で必ず拉致問題を解決するため、あらゆる手段を講じる。世界各国との連携を強化し、北朝鮮包囲網を形成していきたい」と語った。

 モンゴルは親日国で北朝鮮と国交があり、昨年11月の日朝局長級協議でも会談場所を提供した。

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