通話履歴の収集停止求める 米市民団体、最高裁に

 【共同】米国家安全保障局(NSA)による個人情報収集問題で、米市民団体「電子プライバシー情報センター」は8日、個人の通話履歴収集の停止を求め、連邦最高裁に提訴したと発表した。

 NSAはテロ対策などのため、個人の通話履歴に関する膨大なデータを通信大手ベライゾンから入手していることが、訴追された米中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者の暴露で明らかになっている。

 NSAは通話履歴の入手に際して、国際テロ捜査の司法手続きなどを扱う米国の秘密裁判所の許可を4月に取っていた。同団体の訴えは、最高裁に秘密裁判所の許可を見直すよう求める内容。

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