矢崎総業などに制裁金 カルテルで1億4100万ユーロ

 【共同】欧州連合(EU)欧州委員会は10日、自動車の車内配線「ワイヤハーネス」の販売をめぐり、矢崎総業と古河電気工業(いずれも東京)など5社が価格カルテルを行ったと認定、計約1億4100万ユーロ(約181億円)の制裁金支払いを命じた。

 制裁金が課せられたのは、ほかに矢崎総業の系列会社と、ドイツ企業の2社。住友電気工業も関与を認定されたが、欧州委に最初に申告したことから制裁金を免れた。

 金額は矢崎総業が約1億2500万ユーロ、古河電工が約400万ユーロなど。いずれもカルテルへの関与を認め、減額された。欧州委によると、カルテルは2000〜09年、トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、フランス大手ルノーへの納入をめぐり行われた。

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