観測用井戸の水位が上昇 福島第1、護岸工事影響か

 【共同】東京電力は29日の定例会見で、福島第1原発の敷地海側にある観測用井戸の水位が上昇していることを明らかにした。汚染水の海洋流出を防ぐため護岸沿いで進める地盤改良工事により地下水がせき止められたのが原因とみられる。

 地下水の水位が上昇すれば、敷地内のトレンチ(地下道)の汚染水と混じり汚染が広がる懸念があり、東電は地下水のくみ取りなどの対策を検討する。

 問題の井戸は1号機と2号機のタービン建屋海側に位置し、深さは約4メートル。5月以降、高濃度の放射性物質のトリチウムやストロンチウムが検出されており、7月上旬に2メートル程度だった水位は徐々に上昇し、27日には2.8メートル程度になった。

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