共産党が紙面上で「対立」 中国、改革めぐり分裂か

 【共同】中国共産党機関紙、人民日報(海外版)はここ連日、党の指導体制を礼賛し、西側諸国の憲政を批判する主張を展開している。しかし党の幹部教育機関、中央党学校の機関紙「学習時報」は同時期に、西側の制度からも学ぶべきだとする趣旨の異なる論評を掲載。「政治改革路線をめぐり党内が分裂しているのではないか」との臆測が出ている。

 中国では改革派知識人らから、「立憲政治の実現」や民主化を求める声が高まっている。5日付の人民日報(海外版)はこうした風潮について、「米国の情報機関が支援する各種の基金」が裏で糸を引いていると主張。

 その後も「米国の憲政は有名無実」「中国共産党こそが人民の利益や意志の代表者だ」などとする論評を掲載。多党制や三権分立などの西側の政治制度とは一線を画す姿勢を強調した。

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