穏健外交、本格始動へ ロウハニ師、世界が注視

 【共同】8月に就任したイランのロウハニ大統領は13日以降、国際会議に相次いで出席、公約に掲げる「対話に基づく穏健な外交」を本格始動させる。核問題をめぐり欧米と対立するなど、強硬な外交路線を推進してきたイランがどのように変わるのか-。ロウハニ師が大統領として臨む初の外交舞台を国際社会が注視している。

 ロウハニ師が初めての外遊先に選んだのが、13日にキルギスの首都ビシケクで開かれる上海協力機構(SCO)首脳会議だ。背景には、核問題などでイランの立場に一定の理解を示してきたロシアと中国の存在がある。

 会議にはロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席も出席予定。ロウハニ師は両首脳と会談し、あらためてイランへの協力を要請するとみられる。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る