米データ・センター3社、外国との取引拡大 〜エクイニクス、JPNAPと契約

 米国のデータ・センター・プロバイダー大手らは、外国企業から大型契約を相次いで獲得している。

 データ・センター・ノーレッジ誌によると、米データ・センター運営大手のエクイニクス(Equinix)は、インターネット相互接続サービスを提供するJPNAP(Japan Network Access Point)を運営するインターネット・マルチフィード(Internet Multifeed)と提携した。マルチフィードは、エクイニクスが東京に設置するデータ・センター「TY4」にJPNAPのピアリング(peering)接続ポイントを設置する。

 それにともない、エクイニクスを利用する顧客は、単一ロケーションから多数の拠点と新規接続でき、IPトラフィックを交換できるようになる。

 グローバル・クラウド電算およびコンテント・プロバイダーが台頭するなか、インターネット・トラフィックを高速かつ円滑に処理できる高いパフォーマンスのピアリング・ポイントの所有が必要不可欠となっている。

 今回の提携は、エクイニクスにとって世界市場を開拓するための新たな一歩として期待される。

 一方、米データ・センター運営会社コアサイト(CoreSite)は、ベルギー最大の電話サービス会社ベルガコム(Belgacom)傘下のBICS(Belgacom International Carrier Service)との提携を発表した。

 BICSは同契約によって、コアサイトがロサンゼルスに持つデータ・センター「ワン・ウィルシャー(One Wilshire)」を利用し、自社のグローバル音声通信およびモバイル・サービスの拡張を図る。

 そして、データ・センター大手の米センチュリーリンク(CenturyLink)傘下のサヴィス(Savvis)は、スイスの金融大手シックス・ファイナンシャル・インフォメーション(SIX Financial Information)と契約した。シックス・ファイナンシャルは、サヴィスがシカゴに持つデータ・センターを利用することになる。

 シックス・ファイナンシャルは、ニュージャージー州にあるサヴィスのデータ・センターをすでに使っているが、シカゴのT3データ・センターは、事業を拡大したいシックス・ファイナンシャルの需要に柔軟に対応できることから、今回の契約に至った。

 3社いずれの契約も、金額は明らかにされていない。

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