サイバー対策の強化求める IAEA、新計画を採択
- 2013年9月13日
- 世界のニュース
【共同】国際原子力機関(IAEA)定例理事会は12日、世界中で高まる核テロの脅威に対応するため、原発など核施設へのサイバー攻撃対策を強化することを盛り込んだ2014〜17年の「核セキュリティー計画」を採択した。
核テロをめぐっては核施設の破壊や核物質の盗難のほか、コンピューターの遠隔操作で核情報が流出したり、制御システムが壊されたりする危険も出ている。IAEAはサイバー被害防止に向けた指針作りを進めるなど、世界の核保安体制の改善を目指す。
計画では、加盟国間の必要に合わせ、核保安に関する最新のデータベースも構築。国際的な協力を深め、各国の経験や知識を共有、教育や訓練プログラムを充実させ、人材の育成も進める。
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