化学兵器申告、ずれ込みも 米政府

 【共同】米国務省のハーフ副報道官は19日の記者会見で、シリアによる化学兵器の申告について、米国とロシアが要求した期限の21日より後にずれ込む可能性を示唆した。

 米ロはシリアの化学兵器全廃に向けた14日の枠組み合意で、同兵器の種類や保有量、関連施設の場所などに関する包括的なリストを「1週間内」に提出するようシリアに要求した。

 ハーフ氏は「(最終)期限という言葉は使っていない。これは野心的な日程表だ」と述べ、あくまで努力目標だとの認識を表明。21日までに申告がなかったとしても合意が完全に崩れたことにはならないと強調した。

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