拘束で対米関係悪化せず リビア首相

 【共同】リビア移行政府のゼイダン首相は8日、首都トリポリで米軍が拘束した国際テロ組織アルカイダ幹部アナス・リビー被告について「リビアで裁かれなければならない」と主張する一方、「米国との関係はこの事件に影響されない」と述べた。訪問先のモロッコでの発言としてロイター通信が報じた。

 米軍の作戦を批判する国内の反米イスラム武装勢力などに配慮して被告の返還を求める原則論を述べる一方、実際には対米関係を重視して外交問題化を避ける考えを表明したとみられる。

 リビアのマルガニ法相は、拘束は同国の法律違反だとしながらも、今後は米国で公正な裁判を受けられることが重要だと述べた。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る