NYの画廊でフクロウ展 日本、ネパールの障害者ら

 【共同】ニューヨーク・マンハッタン地区の画廊キャビン・モーリス・ギャラリーで、日本、ネパール、韓国、イタリアなどの障害のあるアーティストが描いたさまざまなフクロウの絵を展示する「FUKURO」展が開かれている。

 フクロウをテーマにしたのは「空想、神秘、知恵を象徴する鳥だから」と同ギャラリーの狩野みどりさん。「障害があってもなくても、一人一人を作家として見ます」。作品124点を選び、うち59点を展示中だ。

 展覧会は岡山市のバイオ関連企業「林原」(長瀬玲二社長)との共催で、同社が2003年から「アートで世界をつなぐ」を理念に始めた支援活動、林原国際芸術祭「希望の星」の一環。今年は10年の節目に当たり、同社の阪上裕子さんは「ニューヨークの有名ギャラリーに展示されるというので、みな力が入った。売れると経済的な支援にもなる」と話す。

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