断食で温暖化対策訴え フィリピン台風被害で連帯

 【共同】ポーランド・ワルシャワの気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)で、台風30号で深刻な被害を受けたフィリピン政府の交渉官が地球温暖化対策の交渉進展を訴えて断食を宣言。世界の環境保護団体のメンバーらがこれに共鳴し、13日までに連帯を示すために断食を始めた。

 フィリピン政府代表団の交渉官は11日のCOP19開会式で「台風30号の被害で祖国の被災民は何日も食べられずにいる。交渉が進展するまで自分も食事を控える」などと涙ながらに訴え、会場は拍手に包まれた。

 環境保護団体はこれを受け、12日から断食を開始。13日現在、会場での参加者は約50人で、世界各地で約100人が実践しているという。食事の回数を減らす人から、全く食べない人までさまざまで、交渉が前進するか、もしくはCOP19が終わる22日まで続けるという。

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