柏崎刈羽、本格審査入り 長期化の可能性も

 【共同】原子力規制委員会は21日、東京電力が再稼働を目指している柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の審査会合を開き、本格的な審査を開始した。東電は9月に審査を申請したが、福島第1原発で相次いだ汚染水漏れを受け、本格審査入りを保留していた。東電は地震、津波対策や過酷事故に備えた設備など申請内容を説明。規制委は来週の会合で審査での論点を示す。

 規制委の原発審査は少なくとも半年かかるとされるが、柏崎刈羽は沸騰水型原発として初の審査で、現在進んでいる他の原発と比べ審査が長引く可能性もある。

 冒頭、東電の姉川尚史常務執行役は「第1原発事故の当事者として反省や原因分析を申請に反映させた。東電の組織や技術力への不信も深く自覚しており、十分な審査をお願いする」と述べた。

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