ネット環境、日本13位 米英「監視」に懸念も

 【共同】インターネットの有効利用を促進する国際団体「ワールド・ワイド・ウェブ財団」は22日、世界81カ国を対象にインターネットの普及度や透明性などを指標化した今年のネット環境ランキングを発表、昨年に続いてスウェーデンが総合1位となった。日本は13位(昨年は20位)だった。

 ノルウェーが2位で、英国が3位、米国が4位。英米については、ネット利用者のプライバシー保護に懸念があると指摘した。米国家安全保障局(NSA)など情報機関による個人情報収集疑惑などが念頭にあるとみられる。

 インターネットの基幹技術の開発者で同財団の設立者でもあるティモシー・バーナーズリー氏は「(ネット上での)監視や検閲といった風潮が強まっており、民主主義の未来を脅かしている」と懸念を示した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る