目標提示、15年軸に調整 COP19詰めの交渉

 【共同】ワルシャワで開催中の気候変動枠組み条約の第19回締約国会議(COP19)で、2020年以降の新たな温室効果ガス排出削減の国際枠組みを議論する作業部会の共同議長は22日、15年を軸に各国が自主的な削減目標を提示するとした新たな決定案を示した。

 決定案は、15年末のCOP21よりも十分に早い時期に、自主的な削減目標を用意できるよう、各国に準備を求めている。これを基に閣僚級などで詰めの議論を進めるが、発展途上国は目標の提示時期の明確化に難色を示している。COP19は最終日を迎えたが、合意に向けて前進するかどうかは不透明だ。

 「十分に早い時期」としたのは、新枠組みの交渉期限であるCOP21の前に、各国の目標が甘くないかを事前に評価できるようにするためだ。

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