暴走する米情報機関に警鐘 通話履歴収集の違憲判断

 【共同】米国家安全保障局(NSA)が膨大な個人の通話履歴を収集していることに対し「違憲の疑いがある」とした連邦地裁判断は、情報活動の在り方に大きな警鐘を鳴らした。収集禁止などの命令は保留したものの、オバマ政権が進める情報活動見直し作業にも影響しそうだ。

 NSAなどの情報活動は、2001年の米中枢同時テロの教訓や通信技術の発達を背景に、より活発となり、高度化も進んだ。本来、国民の安全を守るはずが、プライバシーを脅かすまで暴走する事態に至り、情報機関は大きな岐路に差し掛かったといえる。

 特定秘密保護法を公布するなど、米国並みの機密保護や安保関連情報の入手を目指す日本にとっても無縁な問題ではない。

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