787、慎重に運航継続 「不安ない」と整備士
- 2013年12月18日
- 日本発ニュース
【共同】最新鋭機ボーイング787が1月、バッテリーシステムが原因で煙や火が出るトラブルを起こし、約3カ月にわたり運航を停止した。全日空と日航は6月に定期便を再開、飛行中のバッテリー電圧を地上から監視するなど慎重な対策の下、運航を続けている。
「トラブルはショックだった。だが二重三重の防護策があり、機体の設計に不安はない」。羽田空港の駐機場で11日、全日空の主席整備士中村典夫さん(45)が真剣な表情で787の出発前点検に当たっていた。最終便の到着後には1日分の電圧データの確認を欠かさないという。
全日空が6月以降に運航した約1万2000便の787で、エンジンが起動しないなど欠航や大きな遅延につながる不具合は52件あった。日航も約3000便で38件。両社はこのうち1件ずつ、念のためにバッテリーを交換した。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ