ボスニア各地で反政府デモ 失業に抗議、30都市に拡大

 【共同】ボスニア・ヘルツェゴビナ各地で経済低迷や失業に苦しむ市民らが反政府デモを実施、首都サラエボでは7日、数千人の参加者の一部が地元政府庁舎に突入して放火し、数十人がけがをした。東部ツズラでも約6000人がデモを行い、地方政府庁舎に放火、警官隊と衝突した。オーストリア通信などが伝えた。

 デモはツズラで5日に始まり、6日には警官隊との衝突でデモ参加者約30人と警官100人超が負傷。地元メディアによると、抗議活動はサラエボのほか、ゼニツァやモスタルなど30都市以上に拡大した。国内情勢が不安定化する可能性がある。

 ボスニア・ヘルツェゴビナは1992-95年の民族紛争で産業が破壊された。経済の復興や欧州連合(EU)加盟に向けた改革も進まず、失業率は40%近くに上るとされる。

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