太陽系の端に新天体 米チーム、直径450キロ

 【共同】太陽系の最も外側の領域で小惑星サイズの新たな天体を発見したと、ハワイ島にあるジェミニ天文台やカーネギー研究所のチームが27日付の英科学誌ネイチャーに発表した。

 この天体は「2012VP113」と呼ばれ、直径約450キロ。太陽からの距離は約120億キロで、2006年の国際天文学連合(IAU)総会で惑星から準惑星に「格下げ」された冥王星の軌道より2倍遠くにある。

 太陽系の外縁部には小天体が密集する「エッジワース・カイパーベルト」と呼ばれる領域があると考えられているが、今回の天体が見つかったのはさらに外側。カイパーベルトの外側では04年に直径約1000キロの小天体「セドナ」が見つかっており、チームはさらに多くの未知の天体が存在する可能性があるとみている。

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