シリア化学物質、9割搬出 完了に治安が影響
- 2014年4月24日
- 世界のニュース
【共同】シリア化学兵器の全廃計画で、化学兵器禁止機関(OPCW)と国連による合同査察団は24日、シリアから化学物質の新たな搬出が同日行われたと発表した。これまでに同国の化学兵器の92・5%が国外に運び出されるか国内で廃棄された。
シリアは27日までに搬出を完了するとOPCWに伝え、作業を加速している。しかし関係筋によると、残りの化学物質の一部は、内戦による安全上の理由から訪れることが困難な場所にあり、約束通り搬出を完了できるかは予断を許さない。
一方、ロイター通信は24日、関係筋の話として、シリアで今月、塩素ガスを使った攻撃が行われた疑いについて、OPCWのウズンジュ事務局長が調査の実施を検討していると報じた。ただ、実施にはシリア政府の同意などが必要。29日に開く執行理事会で各国が意見を交わすとみられる。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ