アイウォッチ、初年に3000万〜6000万個? 〜 モルガン・スタンリーが予想

 モルガン・スタンリーのハイテク業界専門家ケイティー・ハバティー氏は先日、アップル(Apple)が2014年秋に発売するとうわさされるスマート腕時計の仮称アイウォッチ(iWatch)が、最初の1年間に最低3000万、最高6000万個売れるという予想を示した。

 UPI(United Press International)によると、同氏は、アップル製品に強い忠誠心を持つ消費者基盤と、アプリケーションと端末の強大な生態系が需要を支える、とその理由を説明。

 同氏はそれと同時に、3000万個が売れた場合、アップルのコストは約3億ドルで、売り上げは約90億ドルという見方も示した。

 同氏の調査によると、先進国市場においてアップル製品を使っている消費者の90%は、アップル製品に対し高い満足度を示し、非常に強いブランド忠誠心を持っている。

 それに対し、サムスン・ブランドでは77%、ノキアでは58%、LGでは41%という忠誠度が出ており、アップル製品忠誠度のすば抜けた高さがうかがえる。

 レジスター紙によると、アイウォッチについては、存在すらいまだ確認されておらず、台湾や中国の受託製造業者からもれるわずかの情報から憶測されるだけだ。それらにもとづけば、アップルは今年11月まで大量生産に踏み切らないという見方もある。

 業界専門家に一部では、9月か10月の発売に向けて少数が生産され、直後の売れ行きをみながら大量生産の時期が決められる可能性が高いとみている。

 ただ、滑り出しの好調を見極めてから大量生産に踏み切った場合に、米歳末商戦期(11月第3週から12月第3週まで)に出荷が間に合うかどうかという懸念も指摘される。

 アップルは昨今、身体装着型端末市場の成長を視野に、ファッション関連の部署を編成した。高級腕時計ブランドのタグ・ホイヤー(TAG Heuer)の小売担当副社長パトリック・プルニオー氏をアップルが引き抜いたことは先日大きく報じられ、アップルがアイウォッチ設計の最終化と販売準備を進めていることが確実視されている。

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