花粉は4割減ったのに… 重症の割合、昨年並み

 【共同】今春の花粉は昨春より4割減ったのに、花粉症の症状があった人のうち重症だった人の割合は昨年並み-。こんな調査結果を、気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)がまとめた。

 スギとヒノキの花粉が飛んだ時期がずれたためで、同社は「例年は症状が軽くなるシーズン後半にヒノキ花粉のピークが現れ、重い症状の期間が長引いた」としている。

 症状は2〜5月、同社のスマートフォンアプリ利用者約6万8千人に調査。「非常につらい」「つらい」「ややつらい」「大丈夫」の4択から回答してもらった。花粉量は全国千カ所に設けた専用機器で観測。北海道はシラカバ花粉を対象とした。

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