スイス列車事故、現場は当時大雨 鉄道会社の責任論浮上か
- 2014年8月14日
- 世界のニュース
【共同】スイス南東部で13日に起きた列車脱線事故で、現場は当時、月間降雨量の約半分の量が短時間に降る記録的な大雨に見舞われていたことが分かった。スイスメディアが14日までに伝えた。大雨が原因で土砂崩れが発生、列車が脱線したとみられ、鉄道会社の責任論が浮上する可能性もある。
スイス通信によると、事故現場付近では12時間に1平方メートル当たり50〜60リットルの降雨量を記録。通常の月間降雨量の約半分に相当し、スイスの気象当局は「異常な降雨量」だとしている。鉄道会社が悪天候の中、列車を運行させた判断に問題はなかったかどうかが注目されそうだ。
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