日本の成長予測大幅下げ IMF、14年0.9%に 先進国に長期停滞リスク

 【共同】国際通貨基金(IMF)は7日発表した世界経済見通しで、2014年の日本の実質経済成長率を7月時点から0.7ポイント大幅に引き下げ、0.9%とした。消費税増税後の内需の落ち込みが想定以上だったためで、これまでの楽観シナリオが崩れた形だ。

 先進国の成長停滞が長期化するリスクを警告、世界経済全体で0.1ポイント下方修正し3.3%成長を見込んだ。15年も3.8%に引き下げた。

 IMFは「最近の世界の回復ペースは期待外れだ」と指摘。ウクライナや中東の情勢悪化や金融市場の不安定化に加え、経済の実力を示す潜在成長率が下がり低成長が長引くことが懸念され「見通しの下方リスクが高まっている」と警戒した。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る