宇宙基地の物資輸送見直し 事故対策の長期化見据え

 【共同】国際宇宙ステーションへの無人補給機「シグナス」を搭載したロケットの打ち上げが失敗したことに、航空宇宙局(NASA)の責任者は28日、今後の物資輸送計画の一部見直しが必要になるとの考えを示した。

 事故原因究明や再発防止の徹底、発射場の修理などを終え、打ち上げを再開するまで数カ月かかる可能性があるためだ。

 シグナスを運用するオービタル・サイエンシズとは別の衛星打ち上げ会社スペースXが12月に打ち上げを予定しているが、積み荷の一部を、今回シグナスで運べなかったより優先度の高い物資と入れ替えるなど、対応を検討する。

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