警察が過度の権力行使 司法省、報告書で批判

 【共同】米国のホルダー司法長官は4日、オハイオ州クリーブランドの警察について、過剰な発砲など「不合理かつ不必要な武器使用」があったと認定、批判する報告書を発表した。安易な拳銃使用など警察官の行動が目に余り、司法省が昨年春から独自に調査していた。

 ミズーリ州ファーガソンやニューヨークで白人警察官が丸腰の黒人男性を相次いで死亡させ、クリーブランドでは11月下旬、エアガンを持っていた12歳の黒人少年が警察官に撃たれ死亡するなど、警察官の行為が各地で問題になっている。

 報告書の発表で、黒人を標的にした見込み捜査や拳銃使用の在り方など警察の改革を求める声が一層強まるのは必至。

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