6月利上げ「実行可能な選択肢」 クリーブランド連銀総裁

 【共同】米クリーブランド連邦準備銀行のメスター総裁は23日、ブルームバーグテレビの番組で、連邦公開市場委員会(FOMC)が声明から「忍耐強く」の文言を削除したことに関し、必ずしも6月に利上げする必要はないが、6月会合が「実行可能な選択肢になったということだ」と説明した。利上げは「今年のどこかが適切」で、あくまでも経済情勢次第だとした。

 総裁は、米経済に関しては今年の年初は寒波の影響もあり低調さもみられたが、一時的な減速だとし、あくまで楽観視していると指摘。ただ、停滞が長期化したり、インフレ見通しの不安定化を示す動きが新たに現れてくるようなら、年内とみている利上げ時期を「計算し直す」ことになるとした。

 ドル高は輸出にマイナスで今後の経済見通しでは考慮に入れる必要があるとした。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る