巨額利権めぐり政争 国民、冷めた見方も

 【共同】ブルガリア政府が原発建設を中止したことの是非を問う国民投票が27日、実施される。夏に予定される国会選挙の前哨戦の性格を帯び、与野党の利権争いの側面もあり、安全性など本質論を離れた政争に国民には冷めた見方も広がる。

 首都ソフィアから北東に車で3時間余りのベレネ。ドナウ川沿いに、キリル文字で「原発」を示す古びた看板が現れた。柵で囲われた広大な敷地には、大きなクレーンなどが点在する。

 「原子炉建屋は約13メートルの高さまで建設されたが、古くなり取り壊された」。野党社会党員で、ベレネ市長のドゥレフ氏(59)が説明した。

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