全米日系人博物館 日系アメリカ人の食文化をたどる「A Taste of Home」第2回を開催

全米日系人博物館では12月13日(日)に、日系アメリカ人の食文化をたどるオンラインプログラム・シリーズ「A Taste of Home」の第2回が開催される。

今回のテーマは「お祝いのレシピ」。日系アメリカ人は、アメリカと日本両方の祝日にお祝いための特別なごちそうを食べる家庭が多い。正月やクリスマスなどで食べる食事の味は、大切な思い出や季節のフェスティバル、文化的な習慣と密接に結びついている。第二次世界大戦中、強制収容された時も日系アメリカ人は伝統やお祝いの習慣を守り、苦難の時にあっても忍耐強くあり、人と集うことの喜びの大切さを分かち合ってきた。

第2回では、全米日系人博物館のキュレーターで博士であるエミリー・アンダーソン氏とともに、餅つきなどの日系アメリカ人の文化的な伝統が時代とともにどのように変化してきたのかを探り、同館のコレクションからこれらの伝統に関連したものも披露する。また、何世代にもわたって受け継がれてきた日系アメリカ人の家庭におけるお祝いの食のレシピも紹介。プログラムの最後には、料理本『Japanese Cookbook for Beginners』の著者である料理研究家でデザイナーのアズサ・オダさんによる、初心者でも簡単にできるお雑煮の料理デモが行われる予定だ。

A Taste of Home(ア・テイスト・オブ・ホーム)
第2回 Recipes for Celebration(お祝いのレシピ)

■開催日時:2020年12月13日(日)2:00-3:30pm
■参加費:無料(要予約)
■予約:http://www.janm.org/events/2020/12/#13
※プログラムはすべて英語で行われます。

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