米販売戦略練り直しへ 三菱自、不正問題で打撃 

 米当局が三菱自動車に対し、燃費データ不正問題に関する調査の動きを見せたことで、さらなる問題発覚の可能性が出てきた。企業イメージの低下は必至で、主要市場の米国で販売戦略の練り直しを迫られそうだ。

 三菱自動車は2000年代前半に米国で頭金や金利をゼロにするキャンペーンを実施。「ブランド力は弱いが、安く買える車」(ニューヨーク在住男性)というイメージを強く持たれている。

 15年の米新車販売台数は約9万5000台と、日本勢をリードするトヨタ自動車のわずか4%弱にとどまる。中西部イリノイ州の工場閉鎖を決める一方、販売車種拡充で16年に10万台へ上積みする目標を掲げている。(共同)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る