詳細な購入歴が明らかに 大リーグ、また薬物問題

 【共同】大リーグがまた薬物問題に襲われた。報道で明らかになった資料には、クリニックの代表者とロドリゲスら顧客との禁止薬物、金銭のやりとりの記録が詳細に記されており、徹底糾明が求められる。

 ロドリゲスは過去に2001年から03年までの禁止薬物の使用を認めたが、04年以降の潔白は主張してきた。だが今回の資料には09〜12年のヒト成長ホルモン(HGH)などの購入履歴が残っており、16度も名前が確認されている。ロドリゲスの代理人はニューヨーク・ポスト紙の取材に「クリニックの代表者から治療や助言を受けたことはない。報道は事実でない」との声明を出した。

 同様に顧客リストに入っていたカブレラ、コローン、グランダルの3選手は昨年、ドーピング検査でテストステロンに陽性反応を示して50試合の出場停止処分を受けた。今回の資料が使用を裏付ける形となった。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る