日本人7人が犠牲となったバングラデシュ飲食店襲撃テロ後、地元警察が公開捜査を始めた立命館大(京都市)の元准教授が、イスラム過激派に資金提供していた疑いがあることが21日、地元警察関係者への取材で分かった。警察は今年1月、過激派の事件に関与した疑いで、東部ナビーナガル近郊にある両親宅を捜索した。
元准教授が2012年に日本国籍を取得し、昨年12月に家族と出国したことも判明。地元紙によると、両親宅が捜索された後、元准教授は親族に対し容疑を否認したが、その後、所在が分からず電話でも連絡が取れなくなったという。
デブナット・サジト・チャンドラ(イスラム名モハンマド・サイフラ・オザキ)元准教授について、バングラデシュの首都ダッカの警察は15年5月から、過激派の事件に関与した疑いで捜査を開始。地元の過激派ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)などを支援していたとみている。(共同)
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