米通信サービス大手のベライゾン・コミュニケーションズ(Verizon)は、ヤフー(Yahoo)の中核事業資産を約48億ドル(約5100億円)で買い取ることで合意したことを25日に発表する。
インターネット業界の黎明期に、業界初の検索エンジンの一つとして誕生し、初期のインターネット普及に貢献したヤフーは昨今、業績悪化に苦しまされ、経営再建策の一つとして中核事業の切り売りを決め、過去数週間に競売を実施してきた。ベライゾンは、1回目の入札から有力候補の一つとしてみなされていた。当初の入札額は約30億ドルと憶測された。
ベライゾンのほか、投資会社大手や企業連合も有力候補とみられ、入札合戦となっていた。ベライゾンは、オンライン・メディア事業および広告事業の拡大に2014年あたりから注力している。AOLとヤフー事業資産の買収は同戦略の中核を構成する。
【http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-07-24/verizon-said-to-announce-4-8-billion-deal-to-buy-yahoo-tomorrow】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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