ユーチューブが首位〜子供に人気のブランド調査

 国内の6〜12歳の子供を対象にしたブランド人気調査で、動画投稿サイトの「ユーチューブ(YouTube)」が初めて首位に輝いた。
 
 ロサンゼルス・タイムズによると、市場調査スマーティ・パンツ(Smarty Pants)が7年前から行っているブランド人気調査「ブランド・ラブ(Brand Love)」は、子供8125人とその親を対象に、3カ月にわたって20分野の消費者向け285ブランドについて尋ねた。
 
 知っているかどうか、好き嫌いなどの答えを点数にして比較した結果、昨年は7位だったアルファベット傘下のユーチューブが1位に躍進した。特に9〜12歳の年長グループの人気が高く、中でも男子に人気があった。これを受け入れる親も多く、子供の通信端末で見てもいいサイトとしてお墨付きを得た形だ。
 
 2位以下は、「オレオ(Oreo)」「エム・アンド・エムズ(M&M’s)」「ドリトス(Doritos)」「ハーシーズ(Hershey’s)」と軒並みスナック菓子のブランドが続き、6位に「ディズニー(Disney)」が入った。人気映画「スターウォーズ」関連商品の販売権を得た「トイザらス(Toys R Us)」は7位と、昨年の21位から大きく躍進した。
 
 調査担当者のブレア・フィッシャー氏は「子供の興味の持続時間からすると、(ユーチューブには)子供が本当に好きなコンテントがある。1人で見られる2〜3分の短い内容は、ネットフリックスの長い映画より楽しめるから」と説明した。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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