バンク・オブ・アメリカ(BoA)は24日、ラスベガスで開かれたフィンテック(fintech)会議のマネー2020において、仮想執事(virtual assistant)ボットを披露した。
フィンテックとは、ファイナンシャルとテクノロジーの2語を合体させた造語で、金融業務向けの技術を意味する。また、ボットとは、コンピュータやオンライン機能を使った人の作業を補佐する自動化(簡便化)ソフトウェアまたは作業代行ソフトウェアで、代理人ソフトウェアと呼ばれることもある。
ベンチャービート誌によると、エリカ(Erica)と名付けられた同ボットは、人工知能と予想分析を活用して、利用者の消費行動の癖や傾向を学習し、お金の使い方に関して助言する。
エリカは、BoAのモバイル・アプリケーション内で音声指示かテキスト入力指示によって稼働する。2017年に市場投入される見通しだ。エリカは仮想執事として機能するだけでなく、利用者個人のための「相談役、助言者」としても機能する。
【http://venturebeat.com/2016/10/24/bank-of-america-unveils-an-ai-powered-bot-to-help-customers-with-their-personal-finances/?google_editors_picks=true】(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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