ホンダは、交流サイト大手フェイスブック(FB)の機能を使ってタカタ製エア バッグ搭載車の所有者を探す方針を明らかにした。
ロイター通信によると、広告主が特定の利用者一覧を活用できる「カスタム・ オーディエンス・ツール(custom audiences tool)」を使う。同ツールは、リ コール対象の車台番号(VIN)と関連する暗号化された電子メールアドレスと、 FB利用者の照合を可能にする。
タカタのエアバッグをめぐっては、インフレータ(ガス発生装置)の欠陥によ って作動時に装置の金属片が飛散し、これまでに世界で少なくとも18人が死亡、 180人がけがをしている。死者18人のうち17人がホンダ車に乗っていたため、ホ ンダは最も積極的にリコール対象車の現在の所有者探しをしている。
タカタ製エアバッグのリコールを監視する第三者の最新報告によると、米国で は未修理のリコール対象車がまだ1000万台以上残っており、それらに取り付けら れたタカタの欠陥インフレータは合計1850万個に上る。 (U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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