倒壊ビルの学校が追悼式へ NZ地震、日本人遺族も出席

 【共同】日本人留学生28人が犠牲となった2011年2月のニュージーランド地震から22日で2年となるのを前に、犠牲者らが通っていた語学学校の関係者が21日、被災地クライストチャーチで日本人遺族も招いて追悼式を行う。

 地震では、語学学校が入居していたカンタベリーテレビ(CTV)ビルが倒壊し、計115人が死亡。その大半が日本人28人を含む語学学校の生徒やスタッフだった。

 語学学校の関係者は昨年10月、CTVビルの跡地近くのラティマー広場に慰霊樹を植樹した。この日の式典では、慰霊樹の前に設置された犠牲者を追悼する小さなプレートを除幕。この広場は地震直後に生徒らが集合した場所だったことなどから、学校関係者が設置場所に選び、地元市当局も許可を出した。

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