エイステックのサーバー冷却システム

 米国防省は、連邦政府のTROPEC(Transformative Reductions in Operational Energy Consumption)プログラムに参加するために、エイステック(Asetek)のISAC(Inside Server Air Conditioning)というサーバー水冷製品を採用した。

 TROPECは、国防省とエネルギー省が共同で進める制度で、データ・センターや通信の軍需において重要アプリケーションを稼働させるのにエネルギー効率をいかに高めるかを目指すもの。

 エネルギー・マネジャー・トゥデイ誌によると、ISACは、エイステックのラックCDU(Rack Coolant Distribution Unit)というデータ・センター冷却システムの次世代製品で、独自技術による水冷装置を使うことでサーバー熱をほぼすべて取り除く。

 エイステックによると、ISACを導入すると、データ・センターの空調システムに関する初期コストと運営コストを大幅に節減できる。

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