ウォーレン・バフェット氏、「暗号通貨の価値はゼロ」 ~ アップルについては「われわれの三つ目の事業」と絶賛

もっとも有名な投資家の一人で投資会社バークシャー・ハサウェイ(Berkshire Hathaway)のCEO兼会長のウォーレン・バフェット氏は24日、暗号通貨に何の価値もない、と断言した。

CNBCによると、CNBCの取材に応じた同氏は、「暗号通貨は何も生産しない」「価値の観点からみて、暗号通貨の価値はゼロだ」「私は、いかなる暗号通貨も持っていないし、この先、持つこともありえない」と話した。

同氏は、デジタル通貨が登場した当初から一貫して暗号通貨に批判的な姿勢を明示している。同氏は2018年に、ビットコインについて「おそらく、ネズミの毒を二乗したようなもの」と酷評したことがある。

アップル(Apple)の株式を大量に保有するバフェット氏はまた、「(アップルのことを)株式だとは思っていない」「私はアップルをわれわれの三つ目の事業だと考えている」と話した。バークシャーは、保険と鉄道の分野で大量の株式を持つ投資会社として知られる。アップルはそれらに次ぐ三つ目の重要分野という褒め言葉だ。

2019年末時点でバークシャーは2億4500万のアップル株を保有した。その価値は720億ドルに達する。アップルの株価は過去12ヵ月間に約80%も上昇した。

【cnbc.com/2020/02/24/warren-buffett-cryptocurrency-has-no-value.html】 (U.S. Frontline News, Inc.社提供)

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