必需品以外の倉庫保管停止 ~ アマゾン、日用品など優先
- 2020年3月19日
オンライン小売最大手アマゾンは17日、新型コロナウイルス対策で生活必需品の需要が高騰しているため、米英などの流通センターでは4月5日まで必需品以外の商品を受け取らないと発表した。必需品のためのスペースを確保するのが目的。
ロイター通信によると、アマゾンの今回の動きは、ウイルスの世界的流行が小売業界の供給網から配達まで広範囲に生み出している困難な状況の反映といえる。同社は17日、同社サイトに商品を掲示する外部販売業者(サードパーティーセラー)に送った書簡で、オンラインショッピングの需要は高まっていると指摘。必需品や医療用品の在庫が薄くなる中、ベビー用品、健康・家庭用品、パーソナルケア関連商品、食料品、工業関連商品、ペット用品など特定の商品に優先順位を付けて「迅速に受け取り、補充し、出荷する」方針を伝えた。
この新しい方針は、自社の在庫とサードパーティーの商品両方に適用される。 アマゾンは16日、新型ウイルスの感染拡大によって通販需要が増えていることを理由に、米国で10万人を新規雇用すると発表した。 (U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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