販促用動画を人工知能で自動編集 ~ ビデオヴァース、ツール群をサービスとして提供

人工知能を活用して動画コンテントを効率よく編集するためのプラットフォームを提供するビデオヴァース(Videoverse)は、会社らの販促用説明動画作成を簡便化するソリューションによって台頭しつつある。

オンライン動画は、いまや多くの会社にとって販促用の重要な媒体となっている。世界中の消費者が商品情報を取得する際に、説明文を読むよりも動画を見ることを好んでおり、また、商品説明動画を見た人は購入確率も高まることがわかっている。

ベンチャービート誌によると、インドのムンバイで6年前に設立された同社は、そういった動画の編集プラットフォームをサービスとして提供している。

ビデオヴァースのツール群は、撮影済みの動画を瞬時に自動処理できるようにする。「動画コンテントの世界で先を行こうとするのであれば、人工知能を使った制作が唯一の選択肢だ」と、共同設立者のヴィナヤク・シュリヴァスタヴCEOは話す。

調査会社のイーマーケッター(Emarketer)では、米国におけるデジタル広告の売上高が向こう4年間で50%近く成長し、3000億ドルを超えると予想する。その規模は、全媒体の広告売上高の4分の3以上に相当する。

また、アイマーク・グループ(IMARC Group)では、デジタル動画の世界市場が2027年までに3911億ドルに達すると予想している。2021年の1514億ドルから年平均13%以上で成長を続ける計算だ。

そういった商機拡大の可能性を背景に、同社は4月19日、シリーズBの資金調達で4680万ドルを集めたことを発表した。同社はそれまで、トッチ・ドット・エイアイ(Toch.ai)という社名だったが、今回の資金調達と同時に社名変更した。

ビデオヴァースのアルゴリズムは、画像や動画、テキストに自動的にメタ・タグを付けるほか、コンテントの文脈を判断して重要な瞬間を特定する。そうした瞬間を検出して、小型の動画資産に落とし込み、さまざまのソーシャル・メディア用に容量を最適化して、クリック1回で公開できるようにする。

主力製品の「マグニファイ(Magnifi)」は、スポーツや娯楽、ニュースといったデジタル・コンテントのハイライト画像をリアルタイムで制作するものだ。また、「スティック(Styck)」は、複数のソーシャル・メディアに対してクリック1回で生逐次配信できるようにする。そのほか、「イラスト(Illusto)」はウェブ基盤の編集ツールで、外出先からでも動画を制作するのに役立つ。

(Gaean International Strategies, llc社提供)

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