人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想

シスコ(Cisco)の元CEOであるジョン・チェンバース氏は5月22日、今後10年間は人工知能関連株が株式市場を動かすだろうという見方を示した。

CNBCによると、ベンチャー・キャピタル会社JC2ベンチャースの創設者兼CEOでもあるチェンバース氏は、人工知能が先進技術分野での勝者と敗者を決めるだけでなく、人工知能関連株が非人工知能株の利回りを3対1くらいの割り合いで上回るだろうと語った。

「人工知能銘柄群に投資し、今後5年から10年にそれを貫けば、あなたの投資は非常にうまくいくだろう」と同氏は明言した。

チェンバーズ氏によると、2024年第1四半期における米ベンチャー・キャピタルの38%が人工知能銘柄に投資された。また、欧州では同期にベンチャー・キャピタルの12%が人工知能銘柄に投資されたと見積もられる。

エヌビディアの株価は、2023年の1年間に2倍以上になったほか、2022年末からでは5倍に上がった。エヌビディアはGPU(graphics processing unit)メーカーだが、同社のチップ製品群は人工知能ブームによって記録的高需要の波に乗っている。同社はいまや、生成人工知能をはじめとする人工知能プラットフォームの最大手の一つだ。

一方、ピュブリシス(Publicis)のモーリス・レヴィ会長は、人工知能「変革(transformation)」が起こるだろうと話している。「人工知能の導入が早ければ早いほど、その会社は成長し、大きな付加価値を持つ雇用を創出できるだろう」とレヴィ氏は述べた。

S&P500とナスダック総合株価指数は、5月21日に過去最高値を更新した。ナスダック総合株価指数は2024年に入って以降、すでに12%上昇した。

「この12ヵ月で株式市場がこれほど劇的に動いたのは人工知能のおかげだ」「人工知能はインターネットのような存在になると思う」「人工知能はあらゆる面で世界中の人々の生活を変えるだろう」とチェンバース氏は述べた。

(Gaean International Strategies, llc社提供)

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