ディーゼル車の燃費伸びる〜シボレー・クルーズは46mpg
- 2013年4月25日
- 自動車関連
GMのシボレー部門は、今年発売する2014年型 「クルーズ」コンパクトセダンのディーゼル・エンジン版について、高速走行での燃費がハイブリッド車(HV)以外では国内最高の46マイル/ガロン(mpg)になるとの見通しを発表した。
USAトゥデイによると、クルーズのディーゼル版は6月までに国内の一部で発売され、秋までには全米とカナダで販売が始まる。シカゴ自動車ショーでディーゼル版クルーズを発表した2月の時点では、シボレーは高速走行で42mpgと予想していた。同モデルはまだ政府の燃費サイトには掲載されておらず、シボレーは政府の燃費評価が従来予想より高くなると判断した根拠を明らかにしていない。
現在米国で販売されている乗用車のうち、主なディーゼル・モデルは独フォルクスワーゲンの「ジェッタTDI」のみで、燃費は市街走行が30mpg、高速走行は42mpg、総合で34mpgと評価されている。
クルーズのディーゼル版は6速AT(自動変速)のみで、価格は2万5695ドル(810ドルの納車費用込み)から。これに対しジェッタTDIのATは2万4885ドルから。クルーズの最大出力は148馬力、最大トルクは258ポンドフィート。ジェッタは140馬力、236ポンドフィートとなっている。
クルーズのディーゼル版は米国以外では販売が始まっており、シボレーによると10年の発売以降の累計販売台数は3万3000台。
今年の夏にはマツダも、14年型「マツダ6」中型セダンでディーゼル版を発売する予定。
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