マヤ文明で最古の建造物 グアテマラの遺跡で発見
- 2013年4月26日
- 世界のニュース
【共同】日米のチームが、グアテマラにある「セイバル遺跡」で、約3000年前の紀元前1000年ごろに造られたマヤ文明最古の建造物を見つけたと、26日付の米科学誌サイエンスに発表した。マヤ文明の起源に迫る成果。
チームに参加した青山和夫・茨城大教授(マヤ文明学)は「建造物を増改築することで王権が強化されていく、その最初の過程が明らかになった。人類史を考える上でも重要な成果だ」と話している。
チームは2005〜12年にかけ発掘調査を実施。地表面から10メートルほど下で、地盤の上に築かれた高さ2メートルほどの土の舞台を発見した。祭祀に使われたとみられる。地層に含まれる木片を、放射性炭素の年代測定法で調べると、紀元前1000年ごろに建設されたことが分かった。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ
-
米国特許商標庁、出願者らの個人住所流出が再発 〜「不注意」が原因、影響を受けた人たちに通知
-
2024年6月17日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
ヒートポンプ技術でEVのエネルギー効率が向上
-
勤め人ら、職場の方針に関係なく人工知能の利用を積極化 〜 マイクロソフトが調査結果を報告
-
ロングビーチ港で世界初の「トライジェネレーション」生産システムを開始