出口戦略の見直し着手 FOMC議事録
- 2013年5月22日
- アメリカ発ニュース
【共同】22日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録によると、政策決定の投票権を持つメンバーを含む出席者が、2011年6月の議事録で公表された金融緩和からの出口戦略に関する「原則の見直しを始めた」ことが明らかになった。「大まかな原則は依然有効と思われる」としつつ、バランスシート規模が当時よりも拡大している点を挙げて「政策正常化を実行する際の細部に関し、より大幅な柔軟性が必要」との見方が示された。出口戦略の見直しは今回終了せず、バーナンキ議長は政策スタッフに「追加的な予備作業」を続けるよう指示した。
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